ビジネスやカジュアルなシーンで使える類義語をまとめました。
この記事では、「合っているかどうか」の言い換え表現をシーン別に解説しています。
- ビジネスで使えるフォーマルな表現
- 友人同士で気軽に使える表現
に分けて、いくつかのアイデアをまとめました。
さらに、スタイリッシュなカタカナや英語表現もいくつかピックアップしています。
実際に多く使われている言葉を中心に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「合っているかどうか」とは？
どんな意味を持つのか確認してみましょう。
まず、「合っているかどうか」の意味を簡単におさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで進んでいただいて構いません。
意味
「合っているかどうか」の意味は次の通りです。
もともとはこういった意味
物事が条件に適合しているかを指します。
複数の対象を比較して一致しているかどうかを確認すること
確実であるとは限らないものの、正確さを求める場合に使います。
- 自分に似合うかや向いているかの確認
- 何かが基準に合致しているかどうかの意味
- 正確かどうかを確かめること
- 複数のものが調和し、食い違いがないかどうか確認すること
例文
次に「合っているかどうか」を使った例文を紹介します。
- 設定した暗証番号が合っているかどうか、もう一度確認してください。
- 数値が合っているかどうか、再度ご確認ください。
- 自分に合っているかどうかわからないので、一緒に見に行ってほしい。
- この答えで合っているかどうか、わからないので確認が必要です。
- 今回の計画が正確に合っているかどうか、ご確認をお願いします。
- フィーリングが合っているかどうかは、直接会わないとわからないものです。
- この資料が本当に合っているかどうか、部長に確認しました。
- このExcelのデータが合っているかどうかをご確認ください。
- Aさんが服を選ぶ際は、その服が自身の雰囲気に合っているかどうかを基準にしているそうです。
注意点（不自然な表現や誤解を招く場合）
「合っているかどうか」を使う際のポイントを紹介します。違和感のないように使いましょう。
注意すべき使い方
カジュアルな表現なので、正式な文書には向いていません。
曖昧なニュアンスが含まれる言葉として適しています。
「似合っているか」と混同しやすいので注意。
- 「合っているかどうか」は、自分の判断が確信はないものの、概ね正しいときに使われることが多いです。完全に誤りがある場合は、別の表現を使うのが一般的です。誤解を避けるため、状況に応じた使い方が重要です。
- 何かと照らし合わせる目的がなければ適切に使えません。
- 意味が複数あるため、相手に誤解を与えないように気をつけましょう。たとえば「資料、合っていますか？」という表現では、「資料の内容に誤りがないか」または「その資料が場面にふさわしいか」のどちらにも解釈される可能性があります。
ビジネスでの言い換え表現
ビジネスで使える「合っているかどうか」の丁寧な言い換え表現をご紹介します。
- 要確認
- 問題がないかどうか
- 内容に誤りがないか
- 当否
- 適否
- 妥当かどうか
- 正確かどうか
- 合致しているかどうか
- 間違いないかどうか
- 可否
以下にそれぞれのニュアンスを詳しく見ていきましょう。
要確認
まずは「要確認」です。
こちらは確認が必要な場合に適しており、裏付けが求められる状況で使用できます。
問題がないかどうか
次は「問題がないかどうか」です。
相手に確認する際、ほぼ正しいものの少し不安が残る状況で使われます。安心感を伝えるニュアンスが強い表現です。
内容に誤りがないか
「内容に誤りがないか」は、正確性を求める場合に適した言い回しで、丁寧な印象を与えます。
当否
「当否」は、その事が適切かどうか、正当であるかを問う表現です。
適否
「適否」は、その物事が状況や条件に適しているかどうかを示し、判断が必要な場面で使います。
妥当かどうか
「妥当かどうか」は、正解に近いかどうかを確認する際に適した表現です。
正確かどうか
「正確かどうか」は、確実な情報やデータの確認を求める場合に使います。
合致しているかどうか
「合致しているかどうか」は、対象が条件に完璧に一致しているかを確認したいときに便利です。
間違いないかどうか
「間違いないかどうか」は、トラブル回避を意識して確認を求める際に適しています。
可否
最後に「可否」です。
物事が可能かどうかを問う意味ですが、「合っているかどうか」と似た使い方ができ、ビジネスシーンでよく用いられます。
カジュアルな言い換え表現
カジュアルに使える「合っているかどうか」の言い換え表現を紹介します。友人同士で気軽に使える言葉を集めました。
- 大丈夫かな？
- 正否
- 正解かどうか
- 似合う？
- 合っているか
- 可否
- マッチしている？
- ふさわしい？
- ピッタリ合ってる？
- これでいい？
大丈夫かな？
まずは「大丈夫かな？」です。
この表現は汎用性が高く、相手の都合を確認する際などにもぴったりです。
正否
次に「正否」です。
物事が正しいかどうかを問うニュアンスで、カジュアルにも使えます。
正解かどうか
「正解かどうか」は、的確に答えを確認したいときに便利な表現です。
似合う？
「似合う？」は、特に試着した服がその人に合っているかを尋ねる際に適しています。
合っているか
「合っているか」は、物事の一致具合を確認したいときに使いやすく、シーンを問わず活用できます。
可否
「可否」は、その内容が適切かどうかを確認する際に使用されます。軽いニュアンスでよく使います。
マッチしている？
「マッチしている？」は、需要と供給のように、条件が合っているかを確認する際に便利です。
ふさわしい？
「ふさわしい？」は、特に相性や適合具合を確認したい場面で適しています。
ピッタリ合ってる？
「ピッタリ合ってる？」は、形やサイズが完全に一致するかを確かめるニュアンスがあります。
これでいい？
最後に「これでいい？」は、日常会話で気軽に確認したいときに使える表現です。
カタカナ・英語表現
「合っているかどうか」を表現する横文字・カタカナ英語のおすすめを紹介します。
似た表現の英語・カタカナ語
- マッチ
- フィット
- フィーリング
- ノーナレッジ
- yes or no
- suit
- right and wrong
- Really fit
- Is it OK?
- How do I look?
スタイリッシュに表現したいときにぜひ参考にしてみてください。
まとめ
以上が「合っているかどうか」を表現するためのおすすめの言い換え表現でした。
さまざまな表現があることがわかりますね。
基本の意味は共通していますが、ニュアンスが少しずつ異なるため、場面に応じて適切な言葉を使い分けましょう。
